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2026年度展開ゼミ 第7回 議事録

  • 4 日前
  • 読了時間: 4分

更新日:1 日前

2026年度展開ゼミ第7回の議事録です。


日時:2026年6月3日(水)14:50-16:20

会場:DW704

参加者:11名 髙橋、沖村班(3名)、安田班(3名)、山田班(4名)

欠席者:2名


1 グループ発表

(1)安田班

・発表者:杉本

・課題本:『地方暮らしの幸福と若者』

・発表範囲:第2章「『地方暮らしの幸福論』の社会的実体の分析視点」

[概要]

地方暮らしの若者がどのような社会的実体を持っているのかを分析する。地方圏での生活は都市に比べて不利になることがある。一方で、大都市にはない利点を得られることがある。

〈質疑応答〉

質問1:帰属意識とはどのような意味か。

回答1:自分が特定の組織や集団の一員であることを自覚することである。

質問2:地方中枢拠点都市で親族支援を得にくいのは近くに親戚が住んでいないからか。

回答2:三大都市圏に比べれば近くに住んでいるが条件不利地域圏よりも同居率が少ないため親の協力を得にくいことが挙げられる。

質問3:条件不利地域圏において結婚、子育てと仕事を両立させやすいのは他の地域でもいえるのか。

回答3:本文では三次市と府中町での調査のみのため記述はない。


(2)安田班

・発表者:杉本

・課題本:『地方暮らしの幸福と若者』

・発表範囲:第3章「『地方暮らしの幸福論』の規定要因」

[概要]

生活における「幸福度」は所得の違いや配偶者の有無など、個人の社会的公正に大きく影響している。地方暮らしの幸福を支えるためには経済的安定だけでなく、地域とのつながりも重要である。

〈質疑応答〉

質問1:生活の質の高さはどのように実感されているものか。

回答1:調査の中で主観的に幸せを感じているかどうかを調査している。


(3)山田班

・発表者:内野

・課題本:『東京で育つ/育てる』

・発表範囲:第5章「育つ/育てる経験の三つのスタイル」

[概要]

各家庭の子育てのスタイルを学歴だけでなく生活スタイルからも検討する。大企業型では大学進学が当然視されていて、個人の進学への目的意識が異なっている。地元型は子どもの自主性に重点が置かれ、残余型は貧困の再生産を避けようと子育てしている。

〈質疑応答〉

質問1:当たり前とみなされる大学進学の「当たり前」はデータからか筆者の主観か。

回答1:インタビュー調査の中では、やりたいことがあるから大学進学をするのではなく、「みんなが進学するから」、「両親が大卒だから」などという理由での大学進学を目指す「当たり前」である。

質問2:大企業型、地元型、残余型の定義はあるのか。

回答2:大企業型は大学絵御出て大企業や官庁で働く人とその家族である。地元型は地元から離れず地域のつながりや家や土地を大切にしている人々である。残余型は大企業型と地元型の不利な部分を集めたような分類で、学歴や従業上の地位、就労率が低く、母親1人で子育てをしている割合が高い。

質問3:地元型の大企業型、残余型に類似している部分はそれぞれどのようなものか

回答3:大企業型に似ているのは父親の職業が安定した地位にあることがあげられ、残余型に似ているのは大企業型に比べ地元の公立中学校に通う割合が高いということである。


(4)山田班

・発表者:内野

・課題本:『東京で育つ/育てる』

・発表範囲:第9章「高校生のライフスタイルと将来展望」

[概要]

高校生のライフスタイルや将来展望に注目して調査する。そのなかで、高校生活で重点となる学校内外の活動を分析すると大企業型は学校適応が高い生活を送り、地元型は学校適応をしながらも学校外活動にも力を入れている。

〈質疑応答〉

質問1:残余型の学校不適応が生じやすい理由は何が挙げられるか。

回答1:いじめ問題や人間関係に馴染めず学校に通うのが難しくなってしまったケースが挙げられている。

質問2:調査の対象の高校2年生は東京の高校生だけか全国的なものか。

回答2:東京の城東区の高校生のみである。


(5)沖村班

・発表者:澄川

・課題本:『地域・都市の社会学』

・発表範囲:第3章「空間と場所の問い方」

[概要]

都市空間はマクロな視点と、ミクロな視点でとらえることが重要である。また、都市空間は 「空間的実践」、「空間の表象」、「表象の空間」の3層の中で生み出されている。そのため、都市空間は都市計画課や建築家だけでなく利用者の行動や経験によって生み出されている。

〈質疑応答〉

質問1:空間的実践とは何か。

回答1:例として、公園でブランコに乗って遊んだり、走ったりといった空間のなかで行われる日常生活のことである。

質問2:三層とはどのような層なのか。

回答2:空間の実践と空間の表象は同じくらいの大きさで存在し、そのなかに表象の空間が存在している。

質問3:都市構造の変化の前がどのようなものであったか。

回答3:都市構造の変化前についての記述はない。

質問4:同心円地帯理論は内側からどのような地位が広がっているのか。

回答4:中心からオフィスや官公庁、住宅や商業施設が混在、工業地区、住宅地帯、郊外の商業施設などと広がっている。


2 まとめ

各班の発表から、都市と地方での暮らし向きの違いを知ることができた。地元に残る傾向を持つ人々は地域でのつながりを大切にすることが重要であると考えられる。


作成:鍋田

編集:沖村

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