2025年度卒研ゼミ 第8回 議事録
- Kanaet-Lab
- 2025年7月23日
- 読了時間: 5分
2025年度卒研ゼミ第8回の議事録です。
日時:2025年7月16日(水)13:10-14:40
会場:DW704
参加者:13名 髙橋、川瀬班(4名)、鈴木班(4名)、三澤班(4名)
1 連絡事項
今後の予定:後期の一回目の発表で、分析結果が発表できるように夏休みに進めること
2 個人発表
・発表者:大森
[概要]
アイドルオタクとなる過程として、親子関係が関係するのかをテーマとして分析する。そのために男性アイドルオタクを対象としてインタビュー調査をして、スノーボールサンプリングをする予定にしている。現在は質問項目を4つ(親子間コミュニケーション、親の趣味、家庭内の育てられ方、母親との関係性)を考えており、今後はインタビュー調査を実施し、8月中旬には終わらせる予定である。
〈質疑応答・コメント〉
質問1:なぜその質問項目を立てたか。
回答1:母親が関係していると思ったから。
質問2:男性アイドルに絞った理由は。
回答2:自分のまわりに男性アイドル好きが多かったから。
質問3:オタクの定義は何か。
回答3:ライブに行くほど好きで、2~3年は推している人としている。
質問4:仮説は何か。
回答4:小さいころから親とテレビを観ていたことやライブに行った経験から、アイドルオタクになることに親子関係の影響があるのではないかということである。
質問5:何人くらいに調査する予定か。
回答5:最大10人を考えている。
質問6:質問項目4つはどういうふうに聞くのか。
回答6:幼少期にどんなことを話していたか、趣味について話したときにどんな反応されたか、母はどんな趣味を持っていたか、影響を受けたと感じるか、自分の趣味に対してどう思われているか、勉強と趣味のバランス、熱中していた時に応援してくれていたか、母親とどのくらいの頻度で話していたか、などの項目を考えている。
質問7:対象は親子の子ども側がアイドルオタクということか。
回答7:対象は親子の子ども側
〈先生から〉
男性のアイドルオタクが研究対象から外された理由を述べる必要があるのではないか。オタクの定義も同様である。
・発表者:森田
[概要]
ファン自身がインターネット上で行う自らのファン行動をどのように意味づけているかを研究する。調査方法はインタビューで、すでに3人に実施した。対象はアイドルのファンである女性で、アイドルは男女問わない。女性に限定した理由は、先行研究がすべて女性を対象にしていたためである。さまざまなグループのファンがいるが、アイドルの定義は『デジタル大辞泉』を用いて、それに当てはまる人をアイドルと定義づける。
〈質疑応答・コメント〉
質問1:調査人数は3人か。これから増やす予定はあるか。
回答1:募集を広く依頼してみたが返事がないため、このままだと3人になる。
質問2:ファン行動の違いについて検討されているが、それはアイドルのジャンルによって異なるのか。
回答2:SNSで発信している人と、していない人がいるからジャンルによる違いではないのではないか。
質問3:調査対象者は男女問わずアイドルグループが好きな人であるが、個人アイドルは含めないのか。
回答3:もしこの先インタビュー対象者として確保できたら、先行研究の中で女性アイドルファンはグループ性を好きになるといった指摘があったため、比較してみたいと思っている。
コメント1:ファン歴が長いほどファン行動が違うのではないか。
コメント2:無報酬労働が嫌ならやめればいいんじゃないかという意見があったけど、それはほかの人を意識した意見なのではないか。
コメント3:さらなる分析が楽しみ。
〈先生から〉
この方向で引き続き進んで、もう二人位協力を得られたなお良い。一方で、アイドルやファンの定義をさらに補強する必要があると思われる。
・発表者:竹内
[概要]
就職活動に恋愛や結婚がどの程度影響を与えるのかについて調査する。女子大生を対象にインタビュー調査を行うとし、交友のある11人に実施した。質問は5つの項目(就活で何を意識、重視していたか、恋愛や結婚を意識したか、意識した場合どの条件に影響したか、意識しなかった場合なぜか、恋人の有無が就活に影響を与えたか)を軸とする。結果はその人によって条件はバラバラで、理想の働き方は長く働く・プライベート重視が多かった。理想のライフコースは結婚・出産希望が全員であった。理想のライフコースのコーディングをすると、結婚出産が3つに分類、両立が5つに分類できた。今後はコーディングを進めて整理する予定。
〈質疑応答・コメント〉
質問1:条件付き転職とはどういう意味か。
回答1:前の会社に満足していたら転職しないけど、満足してないところがあれば転職したいなどの意見を「条件付き転職」とした。
質問2:転職したいけど、プライベート重視はなぜか。どのような内容だったのか。
回答2:結婚出産の前に一回転職して働きたい、親が転職をしたことで人間関係がよりよくなったなどがあったから転職もいいかもと思っているなど。
質問3:恋人がいない人でも恋愛や結婚を意識していた人はどんなことを言っていたのか。
回答3:会社の条件面、福利厚生の育休、ちゃんと長く働けるか、復職率、地元の方が子育てしやすいなどの条件が挙げられた。
質問4:恋人の有無で違いはあったか。
回答4:これから分析する。現段階でも、恋人ありでも意識しなかった人、なしでも意識した人もいた。今後整理していく予定である。
質問5:プライベート重視はどんな内容なのか。
回答5:土日休みがある、趣味の時間を取りたい、残業やバリバリ働くより時間が欲しい人、昇格昇給よりもプライベートを優先したい人。
コメント1:同じような回答が多いと思った。
コメント2:両立コースが多いのは今どきだと思った。
コメント3:実家が近い方が子育てしやすいから、地元志向だという考え方が面白いと感じた。
〈先生から〉
理想のライフコースとして両立というと、いわゆるバリキャリのイメージであったが、本データでは違った傾向が読み取れる点が面白いと思う。地元というキーワードが出てきたことから、対象者がもともと地元に残ろうと思っていたのかどうかを確認しておくと良いかもしれない。
3 まとめ
インタビュー調査が進んでいて、分析段階に入っていてスムーズに作業が進んでいると感じた。自分自身も遅れないようにしっかり研究を進めていこうと刺激をもらえた。興味深い分析結果も多く、今後のさらに分析を進めた結果が楽しみだとに思った。
作成:梅岡
編集:三澤
