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2024年度基幹ゼミ 第1回 議事録


2024年度基幹ゼミ第1回の議事録です。


日時:2024年4月9日(火)14:50-16:20

会場:DW704

参加者:12名 髙橋、川瀬班(4名)、鈴木班(3名)、三澤班(4名)

欠席者:1名


1 連絡事項

(1)履修登録について

(2)夏合宿について


2 グループ発表

(1)三澤グループ

・発表者:三澤

・課題本:『問いから始める家族社会学――多様化する家族の包摂に向けて』

・発表範囲:第1章「『家族』を読み解くために」

[概要]

未婚化、晩婚化など「家族」のあり方が多様化する中、日本の制度はそれぞれの実態を平等に取り扱えておらず、変化が求められている。また、新型コロナウイルス感染拡大で未婚化や少子化が加速すると同時に「近代家族」への回帰や「家族」への肥大化が進んだ。

〈質疑応答〉

質問1:どうして日本では政策が追いつかないのか。

回答:日本は昔から強い固定観念があり、政治家の人たちもそのような硬い考えを持っているから日本でそのような政策が追い付かないのでは。

質問2:女性より男性が虐待多いということについて、男性のアイデンティティの悩みとは。

回答:家族を経済的に支えるということを重視する価値観があるなかで、介護というケアでは男性は満たされず、イライラしてしまうということでは。

質問3:子どもの価値が下がったという具体的な例は。

回答:本に記載なし。

質問4:家族の肥大化とは。

回答:ソーシャルディスタンスとで家族以外の人たちと会うことができないことによって、相対的に家族との関係性が親密になった。

〈先生の補足〉

子どもの価値が下がったことについて、考えるとすれば子どもを欲しいと思わなくなっていること、少子化そのものが挙げられるのではないか。

ステイホーム下の家での居場所に関する調査データでは、既婚男性は自分専用のスペースがある一方既婚女性はそうしたスペースがない人が多いという結果があった。コロナ禍の影響はジェンダー差がかなり大きかったと思われる。


(2)三澤グループ

・発表者:梅岡

・課題本:『問いから始める家族社会学――多様化する家族の包摂に向けて』

・発表範囲:第2章「『近代家族』の成立」

[概要]

伝統的な家族には地域差が生じており、そこから家族の関係性が制度化されたものの近代家族には不平等さが残っている。また、多産多死から少産少死になることに起因する問題を現代の家族は感じている。

〈質疑応答〉

質問1:家族の関係性を制度化された例は。

回答:夫婦同士重婚の禁止。

質問2:伝統的家族でなぜ地域差があるのか。

回答:本に記載なし。

質問3:男女平等が規定されて逆にどんなことが平等になったのか。

回答:財産相続において妻と夫が対等な金額をもらうことができること、婚姻年齢が男女ともに18歳になったことなど。

〈先生の補足〉

この章で重要なのは、伝統的家族と近代家族、そして核家族を区別して捉えることだと思う。

第一次産業、第二次産業、第三次産業の違いについて、今一度確認しておくと良い。


(3)鈴木グループ

・発表者:田中

・課題本:『ケアと家族愛を問う――日本・中国・デンマークの国際比較』

・発表範囲:第1章「日本・中国・デンマークの若者ケア意識」

[概要]

社会福祉制度は国によって大きく異なる。日本や中国は家族にケアを任せるような設計であり、人生の選択が制約を受ける現状が生まれ、問題視されている。一方でデンマークは社会福祉に対する責任を国がもつことで家族の負担が軽減されている。こうした公的制度のあり方は、その国の若者のケア意識にも大きく関連している。

〈質疑応答〉

質問1:大連で結婚を積極的に考えている人が少ないのに、親の介護は子どもが担うべきだと考えている人が多いのか。

回答:結婚を積極的に考えていない理由は、働く女性が増えているため。介護については、フィードバック型の家族システムで孫を育てる代わりに祖父母を介護するということになっているのだと思う。

質問2:日本、中国・デンマークの政府の支援の大きな違いは。

回答:日本では正規雇用より時間が短いと非正規雇者とされるが、デンマークではパートタイム労働であっても正規雇用である。三大子育て支援政策という政策がある。


(4)川瀬グループ

・発表者:永田

・課題本:『子づれシングルの社会学――貧困・被差別・生きづらさ』

・発表範囲:序章「『子づれシングル』女性の生活システム分析の試み」

[概要]

「子どもを養育しているシングルの一生活者」を意味する「子づれシングル」という言葉は、なり方を問わないため、ユニバーサル的な呼び方である。しかし、一概に子づれシングルといっても、男性に比べ女性の方が貧困に苦しんでいるという問題がある。

〈質疑応答〉

次回の冒頭でおこなう。


3 反省

発表の際、時間を気にしながらやっていかないと今回のように質疑応答の時間が削られてしまうため、時間通りプレゼンテーションをする力もこれから身に付けていくべきだと感じた。


作成:大森

編集:三澤


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