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Kanaet-Lab

Faculty of Human Studies, Meijo University

名城大学人間学部 髙橋香苗研究室は、

社会学をベースにした学際研究によって、

今ここにある身近な現象に向き合い、

現代社会の諸課題を発見、分析し、

よりよい社会のあり方について考えています。

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2026.09.13

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2026.09.08-10

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Kanae TAKAHASHI

Kanae TAKAHASHI

名城大学人間学部 助教

1989年福岡市生まれ。博士(情報コミュニケーション学)。明治大学大学院情報コミュニケーション研究科、民間企業での勤務、東京大学社会科学研究所特任研究員などを経て現職。

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専門は、家族社会学、社会調査法、ジェンダー研究。社会学を軸に、家族、地域移動、ファッション、サブカルチャー、ライフコースなどを横断しながら、「普通」や「標準」とされる価値観や制度がどのようにかたちづくられているのかに関心を寄せている。

これまで、ギャル系ファッションを好む母親、いわゆる「ギャルママ」の研究を通して、現代社会における母親規範や家族観について研究してきた。現在は、転勤に伴う地域移動を経験する家族や、子育て支援資源にアクセスしづらい人々にも関心を広げ、周縁化されやすい人々の生活実践を手がかりに、社会の包摂や「標準的なライフコース」を支える前提を捉え直そうとしている。

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Profile

●経歴

1989年5月 福岡県福岡市生まれ

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2006年〜2014年 ラジオパーソナリティー、リポーター、ディレクターなどとして活動

           Before Academia 

2008年3月 兵庫県立北摂三田高等学校 卒業

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2009年4月 明治大学情報コミュニケーション学部 入学
2012年3月 明治大学情報コミュニケーション学部 3年次早期卒業
2012年4月 明治大学大学院情報コミュニケーション研究科博士前期課程 入学
2014年3月 明治大学大学院情報コミュニケーション研究科博士前期課程 修了

2014年4月〜2016年3月 民間企業に勤務

2016年4月 明治大学大学院情報コミュニケーション研究科博士後期課程 入学
2021年4月〜2023年3月 東京大学社会科学研究所CSRDA 特任研究員
2022年3月 明治大学大学院情報コミュニケーション研究科博士後期課程 修了

      博士(情報コミュニケーション学)

​

2023年4月 名城大学人間学部 助教​

​2025年4月 名古屋大学高等研究院 客員研究員​​

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●これまで/現在の非常勤

高崎商科大​学短期大学部(2021年〜「社会学」)
高崎商科大学商学部(2025年〜「リサーチ入門」)

山梨県立大学人間福祉学部(2022年〜2023年「社会調査の基礎」)
明治学院大学社会学部(2022年「データ分析入門」)
​東京医療保健大学千葉看護学部(2022年「ダイバーシティ」「家族社会学」)
 

●主な資格

専門社会調査士
図書館司書
第一種衛生管理者(国家資格)

第三級陸上特殊無線技士(国家資格)
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●所属学会

関東社会学会

東海社会学会
日本家族社会学会
家族問題研究学会
国際ジェンダー学会
カルチュラルスタディーズ学会
日本家政学会家族関係学部会

日本子育て学会

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●あつまれどうぶつの森 夢番地

グモング島:DA-3483-7426-2735

ジモンジ島:DA-6773-4376-9990

Research

●親子・夫婦・家族の研究

現代社会における「普通の家族」や「母親らしさ」とはどのようなものなのでしょうか。今日の日本社会では、家族、とりわけ母親に対する子育ての責任や期待が拡大する一方で、「自分らしく生きること」も強く求められるようになっています。こうした状況の中で、人々はどのように家族関係を築き、生活を成り立たせているのでしょうか。これまで、ギャル系ファッションを好む母親、いわゆる「ギャルママ」の実践や葛藤に焦点を当て、「普通の母親」とは何かを問い直す研究を行ってきました。現在は、地域移動や社会的孤立、子育て支援へのアクセスにも関心を広げ、周縁化されやすい状況に置かれた人々の生活実践について研究しています。

​

●ライフコースの研究

人々のライフコースは、どのような経験によって形づくられていくのでしょうか。私は特に、学校経験や文化的経験、地域移動などの経験が、その後の家族形成や子育て実践にどのように影響していくのかに関心をもっています。ギャルママ研究では、親自身の学校経験やライフコース上の経験が、子どもの教育実践とも深く関わっていることが見えてきました。現在は、長期的な追跡調査(パネル調査)の継続にも携わり、人々のライフコースの多様性や、世代間で再生産される文化・価値観について研究しています。

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●地域移動・社会的孤立の研究

転勤や進学、就職などによる地域移動は、人々の生活や人間関係にどのような影響を与えるのでしょうか。特に、転勤に伴って「帯同」という形で移動を経験する家族に関心をもち、移動によって生じる人間関係や生活基盤の断絶、地域社会の中で「よそ者」として位置づけられる経験について研究しています。また、移動を経験した人々を孤立させているものは何か、どのような人が支援資源から取り残されやすいのかについても関心をもち、地域社会や制度が前提としている「標準的な家族像」や「定住モデル」を問い直す研究を進めています。

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●ギャル文化・ファッションの研究

ファッションやサブカルチャーは、人々にとってどのような意味をもつ実践なのでしょうか。私は特に、1990年代以降に隆盛したギャル文化に関心をもち、雑誌分析やインタビュー調査を通して研究を行っています。ギャル文化は、単なる流行や若者文化ではなく、学校・家族・ジェンダー規範など社会の「普通」を逆照射する視点を与えてくれる存在でもあります。近年では、かつてギャル・ギャル男だった世代が親となり、その子ども世代にも文化が継承されつつあることから、文化や価値観の世代間継承にも関心を広げています。

Publications

●書籍
  • 髙橋香苗(2024)『ギャルであり、ママである――自分らしさと母親らしさをめぐって』晃洋書房 ※外部リンク 

●論文・報告書
  • 髙橋香苗(2018)「性別役割意識における夫婦の非対称性」『「夫婦データを用いた、家計・就業・子育てに関する二次分析」研究成果報告書(SSJDAリサーチペーパーシリーズ65号)』 pp.153-167 

  • 髙橋香苗(2019)「女性誌のフォーマル・ファッション記事からみる母親の規範――ギャルママのファッションは逸脱なのか」『家族研究年報』第44巻 pp.43-60 ※外部リンク

  • 髙橋香苗(2020)「育児期の母親を読者とするファッション誌における家事・育児の価値観――ギャルママはなにが異なるのか」『情報コミュニケーション研究論集』第18号 pp.1-19 ※外部リンク

  • 髙橋香苗(2020)「ギャルママの子どもに対する期待と子育ての方針――教育を含む子育て実践に着目して」『家族関係学』第39巻 pp.29-41 ※外部リンク

  • 髙橋香苗(2021)「母親らしさと自分らしさの両立における葛藤と対処方略――ギャルママの子育てを『ちゃんとする』という実践」『国際ジェンダー学会誌』第19号 pp.113-130 ※外部リンク

  • 髙橋香苗(2021)「妊娠先行型結婚であることによって親子関係に差異は生じるのか――第一子の生まれたタイミングの違いに着目して」『第4回家族についての全国調査(NFRJ18)第2次報告書「親子関係・世代間関係」』 pp.1-11

  • 髙橋香苗(2022)「母親の服装に関する行動の動機と実践――ギャル系ファッションのギャルママを事例に」『情報コミュニケーション研究論集』第21号 pp.21-38 ※外部リンク

  • 髙橋香苗(2023)「家族形成期の人々が経験するコロナ禍の意味――パネルデータを用いた自由記述回答の計量テキスト分析を中心に」『パネル調査プロジェクトディスカッションペーパーシリーズ』162号​​ ※外部リンク 

  • 髙橋香苗(2025)「バーチャル空間に創造されるアイデンティティに内在するジェンダー規範――VTuberのメディア表象としての側面に着目して」『名城大学人文紀要』第60巻3号pp.21-33

​●学会発表
  • 髙橋香苗(2016)「女性雑誌にみられる就業意識に関する研究」2016年度家族問題研究学会大会

  • 髙橋香苗(2016)「主婦の価値規範意識と主婦像に関する研究」第26回日本家族社会学会大会

  • Kanae TAKAHASHI(2017)“The emergence of new housewives?: A content analysis of Japanese housewives’ magazines, VERY and I LOVE mama, from a class and gender perspective” EAJS 2017 15th International Conference of the European Association for Japanese Studies, Lisbon, Portugal

  • Kanae TAKAHASHI(2017)“Ideal Images of Urban Housewives in Japanese Media: An Analysis of a Housewives' Magazine, VERY” International Conference: URBAN SPACES AND GENDER: Exploring Gender, Marginalization and Equity in Urban Spaces in the Asia-Pacific, New Delhi, India

  • Kanae TAKAHASHI(2018)“Stylish Housewives: The Changing Ideals of Young Mothers depicted in the Fashion Magazine ‘VERY’” The Biennial Conference of the Asian Studies Association of Australia 2018, Sydney, Australia

  • 髙橋香苗(2018)「ソーシャルメディア研究の方法論的課題」国際ジェンダー学会2018年大会

  • 髙橋香苗(2018)「女性雑誌が描くライフスタイルとファッションに関する研究――想定読者の年齢差に着目して」第28回日本家族社会学会大会

  • 髙橋香苗(2019)「なぜ炎上広告は生まれるのか――広告実務における課題」国際ジェンダー学会2019年大会

  • 髙橋香苗(2019)「現代社会における母親像――ギャルママの逸脱感はどこからくるのか」国際ジェンダー学会研究会

  • 髙橋香苗(2020)「育児期の母親のネットワーキングによる孤立の解消とエンパワーメント――ギャルママはママサーに何を期待したのか」第30回日本家族社会学会大会

  • 髙橋香苗(2022)「1950年代から80年代の働く女性の服装規範――雑誌『若い女性』の表象分析から」国際ジェンダー学会2022年大会

  • 髙橋香苗(2023)「家族形成期の人々が経験するコロナ禍とその意味――パネルデータを用いた自由記述回答の計量テキスト分析を中心に」東大社研パネルシンポジウム2023

  • 髙橋香苗(2023)「VTuberとジェンダー規範」国際ジェンダー学会2023年大会

  • 髙橋香苗(2024)「ジェンダー表象としてのVTuberとその課題」国際ジェンダー学会2024年大会

  • 髙橋香苗(2025)「誰が調査に協力するのか――パネル調査データからみる協力持続の要因」世界的課題を解決する知の『開拓者』育成事業(T-GEx)令和7年度研究成果エキシビション

  • ​髙橋香苗(2026)「生活の不安定さは回答行動をどう変えるか――パネル調査データからみる協力回避の構造」超異分野学会愛知フォーラム2026​

  • 髙橋香苗(2026)「性的多様性をめぐる受容的態度と大学環境の認識――地方私立大学における学生実態調査から」国際ジェンダー学会2026大会​

●コラム​
  • 連載「家族ラボ」エフエムさんだ『HONEY』vol.72 冬号〜連載中

そのほかについては、研究者データベース researchmapのページをご覧ください。

Class

家族社会学
教育社会学

ジェンダーと社会

特殊講義C(地域共創ワークショプ)
フィールドワーク
基礎ゼミナール
講読ゼミナール

展開ゼミナール

​卒業研究ゼミナール

Seminar

「現代社会の家族とライフコースに関する社会学的研究」をテーマに、人びとの生き方や経験、社会との関わりについて社会学的なアプローチから研究しています。家族、ライフコース、地域移動、コミュニティ、ジェンダー、若者文化などを題材に、「人はどのように生きるのか」「『普通に生きる』とはどういうことか」を探究します。

3年次は、研究に必要な基礎的知識を身につけるための文献講読に加え、グループワークによるリサーチ演習を通して、問いの立て方や調査・分析の方法を学びます。また、卒業研究に向けて自身の研究テーマを検討します。4年次は、それぞれの関心に基づいて設定したテーマについて、社会学的観点から卒業研究に取り組みます。
本ゼミでは、インタビュー調査、フィールドワーク、アンケート調査、二次データを用いた計量分析、計量テキスト分析など、研究テーマに応じて多様な調査・分析方法を用いることができます。質的・量的な方法を組み合わせながら、現代社会に生きる人びとの経験や語りを多角的に捉えることを重視しています。

また、学内外との連携も重視しており、他大学との合同ゼミ合宿や地域連携活動(社会学をひらく実践)にもとりくんでいます。​

​詳細は下記のページをご覧ください。

 Project

「普通」や「当たり前」は、本当に「普通」で「当たり前」なのでしょうか。普段あまり意識されることのない「普通」や「当たり前」について、ゼミ活動や地域連携、ワークショップ、出張講義などを通して、身近な経験から社会を問い直す実践に取り組んでいます。

Contact

研究内容や出版物に関するご意見・ご質問、執筆・講演などのご依頼は、下記までお問い合わせください。

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kanaet [at] meijo-u.ac.jp

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