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2025年度卒研ゼミ 第1回 議事録

  • Kanaet-Lab
  • 4月23日
  • 読了時間: 3分

第1回議事録


2025年度卒研ゼミ第1回の議事録です。


日時:2025年4月16日(水)13:10-14:40

会場:DW704

参加者:13名 髙橋、川瀬班(4名)、鈴木班(4名)、三澤班(4名)


1 個人発表

・発表者:梅岡

[概要]

 定位家族のきょうだい構成によって家事・育児の参加度や性別役割意識が異なるのではないかというテーマに対して、調査の計画を検討中である。きょうだい構成を類型化し、質的調査もしくは量的調査によって検討していきたい。

〈質疑応答・コメント〉

・幼稚園の通園状況や趣味との関係性もあるのではないか。

・男女の構成以外に兄弟間の年齢差によって結果が異なるのではないか。

・量的調査の内容→アンケートを検討中。

・調査項目となる家事と育児の定義は先行研究を参考にすると良い。

・何をどのように聞くか、どのように測定するか考える必要がある。

・対象者の選定方法もあらかじめ基準を設けて、それに沿って選ぶようにすると良い。

・ベネッセ研究所などが収集するすでにあるデータを用いることができるかもしれない。


・発表者:大森

[概要]

 アイドルオタクという文化が家庭環境、とりわけ親子関係と関連しているのかというテーマについて進めている。先行研究では、母親が子どもの文化資本を管理していることが指摘されているが、量的研究が中心なので、質的な部分に着目していきたい。そこで、女性を対象にしたインタビュー調査の計画を立てている。

〈質疑応答・コメント〉

・オタクは親世代にいないのではないか。 →オタク第一世代は1960年代生まれだといわれている。

・「オタク」はアイドルオタクに限定されるのか。


・発表者:片岡

[概要]

 若い母が世間から向けられるまなざしに焦点を当てたいと考えている。現状として、第一子の平均出産年齢は30代に達している。高学歴化が進行しているため、20代前半以前で出産すると早いというイメージがもたれがちであるが、高卒で就職した人にとってはそれほど早いとはいえないのではないかと考えられる。一方、妊娠先行型結婚については、順番が異なるだけだと考えられて、最終的には近代家族が形成されていくことが指摘されている。

〈質疑応答・コメント〉

・高卒社会人と大卒社会人、院卒社会人では結果が異なるのではないか。

・家族の意識や価値観も関係あるのではないか。

・若年出産の女性に生きづらさがあるとは限らないのではないか。前提を再検討する必要がある。

・年齢に限らず、通っていた学校を中退した経験など想定していたライフコースとの違いなどに着目しても良いのではないか。


・発表者:鈴木

[概要]

 父親の育休取得の割合が少ない現在において、育休取得によって男性の意識や行動に変化があるのかを検討するため、調査計画を立案した。

〈質疑応答・コメント〉

・分析する予定のデータの詳細を知りたい。

・このデータを用いる妥当性や理由を補強すると良いのではないか。

 

2 まとめ

ゼミ生同士や先生から意見をもらって、改善するところは各々進めていき、調査の段階に進められるように努める。


作成:川瀬

編集:三澤

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