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2025年度基幹ゼミ 第13回 議事録

  • Kanaet-Lab
  • 7月16日
  • 読了時間: 4分

2025年度基幹ゼミ第13回の議事録です。

 

日時:2025年7月9日(水)14:50-16:20

会場:DW704

参加者:15名 髙橋、榊原班(5名)、田中班(4名)、溝田班(5名)

 

1 連絡事項

・先生から夏合宿の流れについての説明がおこなわれた

 

2 グループ発表

(1)田中班

・発表者:田中

[概要]

 ファン分析、主にガチ恋・リアコと呼ばれるファン層について分析を行っていく方向でまとまった。問いとして、「一般的なオタクとガチ恋とにはどのような相違点があるのか」というものが挙げられた。今後は、ガチ恋・リアコ特有のコミュニケーションを、X(旧:Twitter)のリプライ欄を用いて分析・分類をおこなっていく。現状分析したいリプライは、ひと月中ひとつのポストに加えて、主要イベントごとのポストへのものである。

〈質疑応答・コメント〉

質問1:2次元キャラとの結婚なども検討するのか

回答1:推しからのアクションに対し、一般のファンとガチ恋との比較を行っていきたいため、推しからのアクションが得られない2次元は行わない予定である

質問2:ジェンダー差は考えているか

回答2:今のところ性別を分けるつもりはないが、やっていくうちに結果がでたらまた考えていこうと思う。

コメント1:界隈の分け方について、①2次元、②2.5次元、③3次元、④VTuberなどで分けてみるのはどうか。

コメント2:検討する主要なイベントについて、クリスマスのポストはどうか。

コメント3:「推すこと」の定義ははっきりしているが、ガチ恋の定義をもう少しはっきりさせると良いと思う。

→『恋愛社会学』には疑似恋愛的なもので、手が届かないからこその恋とあった。しかし他文献でも調べてもう少しはっきりとした定義づけをしたい

〈先生からの補足〉

RQの順番を、①ファンのリプライをパターン分けできるか、②そのなかのガチ恋・リアコはどのようなパターンかを分析するのはどうか。また、発表の際オタクの歴史の丁寧な説明をおこなってほしい。調査の際にはなぜその人たちを選んだかの理由が必要となる。

 

(2)溝田班

・発表者:溝田

[概要]

 前回挙げた新聞の分析を終えた。今のところは父親へのインタビューの有無、パパ友記事であるかどうか、パパ友という言葉の使われ方について分類し、その推移を出した。地方で開催する予定のイベントは子供の集まり具合で開催できるかが決まる。また、インタビューで聞きたい項目が多く、聞く順番についても悩んでいる。聞き方のニュアンスで回答が変わってしまうのではないかという問題も懸念している。

〈質疑応答・コメント〉

コメント1:パパ友のネットワークについて知りたいのであれば、相談相手について聞くのがよいのではないかと思う。

〈先生からの補足〉

聞き方のニュアンスは、自分たちが聞きたいのは何かで決めるべきである。RQからぶれない聞き方をすると良い。たとえば、「相談したり頼ったりする人はいますか」と全体的な聞き方もあるし、相談と頼ることを別々に聞くなど、工夫していくと良いと思う。

 

(3)榊原班

・発表者:柏原、田中、榊原、木下、祖父江

[概要]

 子育て支援について、各々調べたデータの内容の分析内容の報告をおこなった。その結果、子育て支援に対する認知度や期待度との実際の利用率の齟齬があることが明らかになった。今後は育児の孤立問題へのアプローチをおこなっていく。また、サポート源の制度としての課題についても検討していく。加えて名古屋市の基礎情報や他地域との比較もおこないたい。そのためにも実際に子育て支援センターに行き情報を収集する。

〈質疑応答・コメント〉

質問1:結局何をおこないたいのか。

回答1:名古屋市内で子育て支援に対して認知度や期待がある中で、支援センターの利用が少ない理由を知りたい。

〈先生からの補足〉

今後はいま集めてきている情報で足りないことの補完をおこなってほしい。また、子育て支援の概要について、どのようなものがあるかまとめてほしい。子育て支援を利用しないこと自体は悪いことではないが、利用したいけど利用できていない・していない人に焦点を当てていくと班の問題意識にアプローチしていくことができるのではないか。

 

〈先生からの全体に対するフィードバック〉

・合宿では内容を全く知らない人たちに発表するため、ゼミで読んだ文献の内容や自分たちにとっては当たり前だと思っていることも丁寧に説明していく必要がある。

・最初から手っ取り早く結果を求めるのではく、遠回りに見えたとしても必要な作業に取り組んでみることが大切だ。

・発表の際に引用するグラフは可能な限り自作するとよい。

 

3 ワーク

質的データ分析について髙橋先生からレクチャーを受け、ワークをおこなった。

 

4 まとめ

 各班方向性が定まってきたように思える。

 

作成:安田

編集:榊原

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