2025年度卒研ゼミ 第6回 議事録
- Kanaet-Lab
- 7月1日
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更新日:10 分前
2025年度卒研ゼミ第6回の議事録です。
日時:2025年6月25日(水)13:10-14:40
会場:DW704
参加者:11名 髙橋、川瀬班(3名)、鈴木班(3名)、三澤班(4名)
欠席者:2名
1 個人発表
・発表者:三澤
[概要]
親の心理的距離と子どもの自尊心や自己決定力の関係がテーマである。親との心理的距離によってリーダーシップや進路選択に違いがあるのかを明らかにするためにSPSSというクロス集計分析を用いて、子ども調査表と保護者調査表の関連性を調べる。保護者の調査表では、1つ目に「お子さんとの関係」、「お子さんに対する関わり方」、「保護者と子どもとのコミュニーケーション」の項目で心理的距離を捉える。2つ目に「お子さんとの関係」、「家庭のルール」、「お小遣い」の項目で心理的距離の近さや家庭内の自己決定力や子どもの金銭管理をみる。3つ目に「お子さんとの関係」、「親が通わせたい学歴」、「保護者と子どもとのコミュニーケーション」の項目で心理的距離が近い家庭ほど子どもの意思が尊重されやすいのかをみる。今後は、クロス分析の項目を増やすこと、子どもの調査表を取り組むこと、実際にクロス分析を行う予定である。
〈質疑応答・コメント〉
質問1:子どもとの関わり方と家庭のルールとは
回答1:「家庭のルール」は、お金の使い方や勉強の時間、お手伝いをどのくらい頑張っているか、「子どもとの関わり方」は、良いことをしたら褒める、悪いことをしたら叱る、子どもがやりたいことを応援する、何でも口出しするなど20項目程
質問2:自尊心と自己決定力をどう関連させるのか
回答2:クロス分析から得た結果を測れるものと合わせる
質問3:仮説について
回答3:出生順位が高いと自己決定力も安定志向など高くなると予想
コメント1:アンケートの項目にある「父親と母親とよく話をする」の親子の関係では、父親と母親で異なるのではないか
・発表者:山口
[概要]
女性ファッション誌のコーディネートからみる恋愛や結婚の位置付けがテーマである。特に、雑誌の中で取り上げられている女子会やデートなどの場面設定によって異なる服装に注目する。論文では、今回の調査対象である『CLASSY.』は『JJ』の読者の成長に合わせて作られ、特徴として男性ウケするファッションを押し出していると記されていた。また、結婚=幸せという価値観を強く主張しているため、恋愛や結婚に関連する雑誌だと考える。仮説は、デートの場面設定は少ないのではないか、デートでは女性らしいスカートやワンピースなどの服装が多いのではないかの2つである。実際に分析したところ、場面設定は仕事・デート・女子会・その他の4つに分けられ、仕事場面が大半を占める。現時点では、仕事はオフィスカジュアル、デートはズボンを用いたコーディネート、女子会は華やかな服装が多い。今後は、雑誌1年分の分析を進める予定である。
〈質疑応答・コメント〉
質問1:結婚=幸せという価値観を押している割にデートの場面設定が少ないのはなぜか
回答1:これから研究
質問2:女子会の方がデートよりもスカートなど華やかな服装が多いのはなぜか
回答2:これから研究
質問3:円グラフの中にあるその他は何か
回答3:初詣やショッピングなど
質問4:それぞれの場面設定を文章でどう可視化するのか
回答4:数値化して根拠付ける
コメント1:清楚な服装よりもカジュアルめな格好を好む男性が増えつつあることから変化するのではないか、雑誌の服装を参考にするのは勇気が必要なのではないか
コメント2:SNSの普及により女子会で写真を多く撮るという社会の変化のようなものが関わってくるのではないか
コメント3:仕事後にデートへ行く人がいるので、仕事服にデート服の要素もあるのではないか
2 まとめ
私たちが出す意見が参考になる場合もあるので、今後もグループ内でしっかり話し合いをした上で考えを共有していきたいと思った。
作成:永田
編集:三澤