2025年度卒研ゼミ 第2回 議事録
- Kanaet-Lab
- 5月14日
- 読了時間: 4分
更新日:5月30日
2025年度卒研ゼミ第2回の議事録です。
日時:2025年4月30日(水)13:10-14:40
会場:DW704
参加者:11名 髙橋、川瀬班(4名)、鈴木班(3名)、三澤班(4名)
欠席者:1名
1 連絡事項
・次回までは予定通り発表で、次々回は再チャレンジの発表
・卒論のゼミ内締め切りまであと214日
2 個人発表
・発表者:川瀬
[概要]
闇バイトに関与する少年と親子関係について進めている。①親子関係(自己肯定感が低い。愛着・投資・規範観念の欠如によって少年犯罪が起こる)②環境要因(SNSの勧誘、金銭的な誘惑、一度加入すると退会出来ない、家族の経済状況の悪化)の大きく2つ要因があると考えられる。犯罪の時間帯によって犯罪が生成されること、誘惑要因が異なること、都市部か田舎かの違いもあると考えられる。「仮説」を3つ挙げ、これに関連した質問を考えていきたい。現段階で、研究の対象は、子どものいる家庭の親、年齢は、成人未満としている。内容としては、私生活での交流、子どもの友人関係、金銭感覚などを予定している。
〈質疑応答・コメント〉
・「子どもとの交流ができているか」でみたいと思っているが、まだわからない。
・インタビュー調査の内容があるが、親が子どものことをどれだけ知っているかということなのか。
→友人からの影響が大きいのではないかと環境要因だと思っているから、この項目をいれている。
・子どもが犯罪をしている親にインタビューをするのか。
→そのつもりだったが、中々難しい。
・親子関係が未熟とは何か
→論文では、虐待など(こういったことが関係するのは親子関係の希薄さだと考える)と記載されている。この定義の確認も次回の課題だと考える。
・まだテーマがぼんやりしていて、このままでは調査などをおこないにくいため、ピンポイントに絞った方が良い。
・発表者:竹内
[概要]
「就職活動において恋愛や結婚を考えているか」をテーマに調査計画書を作成した。先行研究では、18~34歳の未婚者の男女「いずれ結婚するつもり」男女問わず8割であった。妻の就業と出産に関する調査では、出産後に就業する妻の割合は約6~7割で増加しているといえる。また、正規雇用として働いている妻の割合も増加していた。そこで、就職活動時点でも将来の結婚などを考えて企業選びをしているのではないかと考えた。質問内容としては、就活するうえで何を意識、重視したか、就活で恋愛・結婚を意識したか、どの条件に影響したか、意識しなかった場合なぜか、恋人がいる場合影響したかを聞きたいと考えている。
〈質疑応答・コメント〉
・恋愛、結婚、出産の希望を聞けたらいいのではないか。
・就職してから恋愛して、結婚したいっていうのはどの枠に入るのか。
→恋愛を意識した枠にいれたいと現時点では考えている。
・恋人との期間、職種も関係するのではないか。
・まず働き方をきいて、恋愛や結婚についてどう思っているかを聞くと良いかもしれない。
・恋人がいる場合、恋人と仕事やキャリアについて話をするかどうかを聞くのはどうか。
・発表者:田中
[概要]
前回までのテーマを変更し、生活に密着したものである地方自治体の広報やポスターのジェンダー表象を新たなテーマに設定した。研究の対象は名古屋市と富山県で、分析対象は育児、防災、マナーの3つに関するものである。
〈質疑応答・コメント〉
・昭和、平成、令和でいくつかピックアップするとよいのではないか
→単純に昭和、平成、令和から抽出するとなると、それぞれの期間が異なるため、10年ごとなど区切った方が良いのではないか。
・なぜ名古屋市と富山県が比較対象になるのか。
・発表者:永田
[概要]
「アイドルファンの人間関係を探る」をテーマに進めている。趣味縁に注目し、その正の側面と負の側面を検討したい。タイムレスプロジェクトに関するSNS上の投稿を分析対象とする。30の投稿をプレ調査してみると、投稿は古参ファンの肯定派と否定派、新規ファンの肯定派と否定派の4つに分類することができ、それぞれの投稿内容にも特徴があることがわかった。今後、数を増やして本格的な調査とし、さらに分析を深めたい。
〈質疑応答・コメント〉
・30ツイートは個々のものかどうか。
→個々のものだが、時々リプライもみられる。
・リプライとは分けるのか。
→分けている。
・どのくらいの量を調査するべきなのか。
→基本的には対象とするもの全てである。その前提で、時間の都合や経済的な事情、あるいはテクニカルな限界によって、抽出・選定することになる。SNSの投稿を調べる場合は、検索してそのとき出てくるものは全て対象とするのがベターだろう。
3 まとめ
出てくる情報はすべて調査し、今後も各々研究を進めていく。
作成:日野
編集:三澤