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2025年度卒研ゼミ 第11回 議事録

  • Kanaet-Lab
  • 10月21日
  • 読了時間: 3分

2025年度卒研ゼミ第11回の議事録です。


日時:2025年10月15日(水)13:10-14:40

会場:DW704

参加者:13名 髙橋、川瀬班(4名)、鈴木班(4名)、三澤班(4名)


1 連絡事項

・卒論添削の注意事項

・生成AIの使用について


2 個人発表

・発表者:三澤

[概要]

 親の関わり方によって子どもの意識は変わるのかを検証するために、親の関わり方2パターンを独立変数として、子どものリーダーシップや自尊心、将来の職業意識について検討した。その結果、女子は親が応援型ではないと自尊心が低くなることがわかった。一方で、親が干渉型の場合は、将来の職業意識に関連がみられた。また、子どもの性別だけではなく、出生順位によっても違いがみられた。

〈質疑応答・コメント〉

質問1:応援と口出しの違いとは何か。

回答1:応援は、子どものやりたいことを励ましてくれること。口出しは、何にでも口出しをすること。

コメント1:親とのかかわり方(会話、親子関係)が子どもの捉え方が変わってくるのではないか。

コメント2:応援型女子の自尊心の変化の大きさが驚いた。

コメント3:親の職業もなりたい職業に影響するかもしれないと思った。

〈先生からのコメント〉

・グラフを再編成した方が見やすくなりそうだと思う


・発表者:片岡

[概要]

 「若年出産の母親をめぐるメディア言説」を明らかにするため、全国三紙の分析に取り組んだ。記事を収集し、まず計量テキスト分析をおこなったところ、「子ども」「妊娠」「支援」「女性」「出産」といった語が多く使用されていることがわかった。また、記事のコーディングの結果7つに分類することができた。

〈質疑応答・コメント〉

質問1:男性側の記事はないのか。

回答1:ない。

コメント1:高校生は実家で面倒を見てほしいという繋がりではないか。

コメント2:虐待が減る環境を目指すとネガティブな記事が減るのではないか。

〈先生からのコメント〉

・グラフで「その他」は最後にした方が自然。円グラフは最大4項目までが見やすい。

・共起ネットワークの読み取りを再検討するといいかもしれない。


・発表者:永田

[概要]

 「アイドルグループの再編に対するファンの受容過程の分析」として、タイムレスプロジェクトに関するSNS上の投稿を分析した。投稿者のプロフィールなどを参考に「古参ファン」「新規ファン」にわけ、それぞれがどのような反応をSNS上で表明しているかを分類した。また、ファンがグループの再編をどのように受容してきたのかを時系列的に内容を整理することで検討した。

〈質疑応答・コメント〉

質問1:新規と古参の割合はどれくらいか。

回答1:古参の方が多い感じ。

質問2:受容のプロセスの分析については、同じアカウントの投稿を検討しているのか。

回答2:全体でみているので、同アカウントとは限らない。

質問3:ファンダムとはどういう意味か。

回答3:ファンのこと。

〈先生からのコメント〉

・同一アカウントの変化を追跡して検討しているわけではないので、ファンの受容が変化したとまではいえないのではないか。自分のデータや分析方法でどこまでのことがいえるのかは明確に意識した方が良い。

・分類枠として再肯定型をあらかじめ提示した方が良い。

・先行研究の理解が不足しているような気がするので、再検討してほしい。


3 まとめ

 調査が終了し、結果をまとめる段階になってきている。その中で、ゼミ生や先生から助言を多くいただいた。周囲の意見も考慮して更に良いものにしていく必要がある。また、卒論の書き方の徹底や生成AIの使用方法に関してはもう一度見直して進めていく。


作成:川瀬

編集:三澤

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