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2024年度基幹ゼミ 第8回 議事録

2024年度基幹ゼミ第8回の議事録です。


日時:2024年5月28日(火)14:50-16:20

会場:DW704

参加者:12名 髙橋、川瀬班(3名)、鈴木班(4名)、三澤班(4名)

欠席者:1名


1 連絡事項

(1)イオンモール様からの依頼について

(2)ご飯会の予定

(3)1年生の基礎ゼミのお手伝いの募集


2 グループ発表

(1)川瀬班

・発表者:永田

・課題本:『分断社会と若者の今』

・発表範囲:第4章「若者の保守的態度は消費を抑制するのか」

[概要]

 今の若者は、「〇〇離れ」とモノを買わないと言われているが、買うモノが変わっただけであり、一概に消費離れしているとはいわない。とはいえ、消費に対する段階差は存在しているため、消極的な消費の背景にある意識に注目する。

〈質疑応答〉

(2)と合わせておこなった。

 

(2)川瀬班

・発表者:永田

・課題本:『分断社会と若者の今』

・発表範囲:第5章「若者の人生評価」

[概要]

 平成の若者おける生活満足度は高く、特に女性が高い。これは、将来に対する希望の小ささが影響している可能性がある。

〈質疑応答〉

質問1:「セグメント」とは何か。

回答1:男女、大卒、非大卒などに切り分けること、「分断」と本文には書かれている。

質問2:平成の若者における生活満足度とあるが、昭和など前の年代はあるか。

回答2:具体的な内容は書いていない。

質問3:プレミアム商品とはどのようなものか。

回答3:通常商品よりも高価だが、その分高品質なもののこと。リッチ、ラグジュアリーなどと言われ、希少性を訴える商品のこと。

〈先生の補足〉

「セグメント」はマーケティング用語としてもよく用いられる。対象を細分化するという意味で、研究でも活用する考え方なので覚えておくと良い。

生活満足度は女性の方が高いが、重要なのはその高さよりも、特定のライフスタイルのみが満足度が高いわけではないということ。


(3)鈴木班

・発表者:鈴木

・課題本:『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー――ヤンキーの生活世界を描き出す』

・発表範囲:第3章「〈ヤンチャな子ら〉とは誰か」

[概要]

 ヤンチャな子らは「インキャラ」という解釈の枠組みを用いてほかの生徒との境界線を提案している。この解釈の枠組みの変容が見られるが、それはヤンチャな子らの集団内の地位が影響しており、地位が周辺的である者は他者を排除することで自分を集団内に位置づけている。

〈質疑応答〉

質問1:女子のインキャラはどのようなものか。

回答1:ヤンチャな子らは、女性を性的対象とするが、そのような対象として見ていないからこそ「インキャラ」に分類され、無視や嘲笑が行われる。よって、彼らの好みではない、性的対象ではない女子生徒のことを指す。


(4)三澤班

・発表者:三澤、山口

・課題本:『若者とは誰か――アイデンティティの30年』

・発表範囲:第4章「コミュニケーション不全症候群の時代」

[概要]

 オタクは消費社会のコミュニケーションが顕在化していくなかで、新人類と区別されるようになった。オタク同士の間では濃密だが、外部の人間は無関心といったコミュニケーションの極端な落差を「コミュニケーション不完全症候群」と呼んだ。

〈質疑応答〉

(5)と合わせておこなった。


(5)三澤班

・発表者:山口

・課題本:『若者とは誰か――アイデンティティの30年』

・発表範囲:第5章「コミュニケーションの過少と過剰」

[概要]

 若者のアイデンティティはコミュニケーションを軸にして語られるよう変化した。大人と若者の間には、コミュニケーションを捉えるうえで非常に大きなギャップが生じている。

〈質疑応答〉

質問1:大人は人間関係の希薄化を語る一方で、現実にある若者の友人関係が濃密化しているのはなぜか。

回答1:大人は「カプセル人間」などあるように、お互いが一人で何かをしている、一緒にいるのに遊んでいないようにみえる。(各自でゲームやスマホの操作など)しかし、メディアの発達によりSNSなどで、いつでもどこでも繋がることができるため、若者の友人関係は濃密化しているといえる。

〈先生の補足〉

SNSなどに接続しているときはもちろん、接続していないときですら、ネット上の人間関係に縛られていることを「セカンドオフライン」として概念化した研究もある。


3 まとめ

 グループごとに本は違うが、共通している内容も多く、自分の読んでいる本とリンクさせて読むとより理解が深まると思った。


作成:日野

編集:三澤

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